奈良県平群町 円墳 宮内庁治定陵墓

吉備内親王墓

所在地奈良県平群町
形状円墳
墳丘直径20 m
指定区分陵墓
陵墓指定宮内庁が管理(墳丘は立入り不可)

概要

平群町梨本、長屋王墓と対になる吉備内親王の治定墓。江戸中期の『大和志』以来「双墓」とされ、明治26年の調査では墳丘に埴輪片が記録されている。

出土品・調査研究

明治期記録に埴輪片と巨石。現状墓の埋葬施設・副葬品は不明。

指定・治定と考古学的見解

指定・治定
宮内庁が「吉備内親王墓」として管理し、草壁皇子と元明天皇の皇女で長屋王の正妃・吉備内親王の墓に治定する(1901年治定)。
治定=宮内庁が陵墓の被葬者を定めて管理すること。文化財の指定とは別の制度です。
考古学的見解
現状は直径約20m・高さ約2mの円丘で、長屋王墓とともに明治34年(1901)に治定された。平群町は、明治26年の野淵龍潜の調査に「墳丘に埴輪の残欠多く、巨石が鍵の手に埋っている。墳頂に埴輪が散布する」とあり、絵図にも3つの巨石が描かれていると紹介している。

探索メモ

宮内庁管理地のため拝所から参拝する。長屋王墓の北西約150m。夫妻の墓が並ぶ「双墓」の景観が悲劇を今に伝える。

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出典

平群町 吉備内親王墓平群町 指定文化財・個別データ奈良文化財研究所 平城宮跡資料館特別企画展「地下の正倉院展 長屋王家木簡の世界」(2008)写真「平群の里に眠る長屋王夫妻の墓」衆議院 内閣衆質一七五第三八号 答弁書(陵墓治定一覧)平群町観光 平群ゆかりの人物(吉備内親王)

最終更新:
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