★ 世界遺産
大阪府堺市堺区
帆立貝形古墳
丸保山古墳
宮内庁:仁徳天皇陵陪冢へ号
概要
大仙陵古墳の陪冢「へ号」。帆立貝形古墳で墳丘長87m・後円部の高さ9.8m。帆立貝形墳としては百舌鳥・古市古墳群で最も大きい(世界遺産公式サイト・文化庁)。築造時期は世界遺産公式サイトが5世紀前半、文化庁が中期中葉とし、堺市は採集された円筒埴輪から5世紀後半頃とする。大仙陵古墳の後円部西側で外濠に接して築かれ、墳丘主軸は大仙陵古墳の主軸と同じ方向を指向する。後円部は2段築成で、周囲に濠が巡る。後円部は宮内庁が陪冢として管理し、前方部と周濠は国史跡「百舌鳥古墳群」として保護されている。2019年世界文化遺産「百舌鳥・古市古墳群」の構成資産。
出土品・調査研究
後円部は宮内庁の管理下にあり、埋葬施設や副葬品は明らかになっていない。
指定・治定と考古学的見解
指定・治定
「仁徳天皇陵陪冢へ号飛地」として宮内庁書陵部が管轄。陪冢イロハ順の「へ号」に当たり、大仙陵古墳に附随する陵墓陪塚として管理される。「飛地」とは主陵から離れた場所に所在することを意味し、独立した敷地として管理される。あわせて国史跡「百舌鳥古墳群」の1基でもあり(1972年に「丸保山古墳」として史跡指定、2014年に同古墳群へ統合)、前方部と周濠は堺市が管理している。
治定=宮内庁が陵墓の被葬者を定めて管理すること。文化財の指定とは別の制度です。
考古学的見解
築造時期は、文化庁が古墳時代中期中葉、世界遺産公式サイトが5世紀前半とする一方、堺市は採集された円筒埴輪から5世紀後半頃とする。同じ帆立貝形の孫太夫山(65m)・竜佐山(61m)を上回る規模をもつ。墳丘からは円筒埴輪が採集されている。
探索メモ
後円部は宮内庁の管理地のため立入りはできない。外周から墳丘を望める。
この古墳が載っている世界遺産ガイド世界遺産「百舌鳥・古市古墳群」 構成資産49基 見学ガイド →
出典
最終更新:
誤りや気になる点は、運営(株式会社MICHI)の問い合わせ窓口(contact@michi-collective.com)へお知らせください。
関連する古墳
古墳探索マップを応援する(サポーターについて) →