大阪府藤井寺市 前方後円墳

野中宮山古墳

所在地大阪府藤井寺市
形状前方後円墳
墳丘長154 m
築造時期4世紀末〜5世紀前半
指定区分未指定

概要

藤井寺市野中にある墳丘長154mの前方後円墳。1984・1985・2004年度などの調査で、葺石、円筒埴輪列、南側くびれ部の造出し、周溝・周堤の構造が確認された。後世の改変を受けているが、古市古墳群の初期に築かれた大型墳の実像を伝える。

出土品・調査研究

葺石、円筒埴輪、壺形埴輪、多様な形象埴輪が確認されている。後円部頂には石材が露出し、竪穴式石室の存在が推測されるが、埋葬施設と副葬品の詳細は確定していない。

指定・治定と考古学的見解

指定・治定
国史跡「古市古墳群」の指定対象に含まれておらず、藤井寺市の保存活用計画では未指定古墳として扱われる。
考古学的見解
低い台地上に築かれた前方後円墳。前方部幅90m、後円部径100m、高さ14.1mで、前方部を西へ向ける。3段築成で、周溝・周堤とその外側の区画溝、南側くびれ部の造出しを備える。藤井寺市の世界遺産解説は4世紀末葉、同市の古墳群解説は埴輪の特徴から5世紀前半とする。

探索メモ

墳丘は後世の改変を受けている。見学は公道など墳丘外から行い、私有地や神社境内への無断立入りを避ける。

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出典

藤井寺市 国史跡古市古墳群保存活用計画藤井寺市 前方後円墳(野中宮山古墳)藤井寺市 はざみ山古墳藤井寺市「野中宮山古墳」(4世紀末葉)奈良文化財研究所『埴輪の生産・流通体制の総合的検証による王権中枢部巨大古墳群造営過程の解明』(2024)羽曳野市 古市古墳群一覧表

最終更新:
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