奈良県奈良市 円丘 宮内庁治定陵墓

春日率川坂上陵

宮内庁:開化天皇陵
別名:念仏寺山古墳
所在地奈良県奈良市
形状円丘
墳丘全長(書陵部調査報告)約100m
指定区分陵墓
陵墓指定宮内庁が管理(墳丘は立入り不可)

概要

奈良市油阪町にある宮内庁治定地。宮内庁の現行公式陵形は「円丘」。

出土品・調査研究

全国文化財総覧(奈良市のデータ)は遺物として円筒埴輪を挙げる。埋葬施設と副葬品の詳細は公表されていない。

指定・治定と考古学的見解

指定・治定
宮内庁が第9代開化天皇の「春日率川坂上陵」として管理する。公式陵形は円丘である。
治定=宮内庁が陵墓の被葬者を定めて管理すること。文化財の指定とは別の制度です。
考古学的見解
宮内庁の一般案内は陵形を「円丘」とする一方、同庁書陵部の調査報告は本陵を全長約100mの前方後円形と記す。陵形の記載は資料間で異なる。東京大学史料編纂所附属画像史料解析センター通信に載る服部光真の論考(2022)は、元禄期の治定は山上の円丘部分だけで、現状の前方後円形の姿は文久の修陵で山全体を改変して整えられたとする。

探索メモ

宮内庁の案内では、JR奈良駅・近鉄奈良駅から徒歩約8分で、参拝は原則年間を通じて8時30分〜17時。陵印は奈良県橿原市の畝傍陵墓監区事務所で押印できる(無料。受付は8時30分〜17時で、土日祝・年末年始(12月29日〜1月3日)などは対応できない場合がある)。

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出典

宮内庁書陵部紀要55 春日率川坂上陵立会調査(66頁)宮内庁 開化天皇 春日率川坂上陵宮内庁 陵印について東京大学史料編纂所附属画像史料解析センター通信98 服部光真「奈良念仏寺所蔵の「開化天皇陵」関係絵図」(2022)奈良市教育委員会 奈良町遺跡の発掘調査(奈良市埋蔵文化財調査センター速報展示資料75・2024)奈良文化財研究所 全国文化財総覧 念仏寺山古墳/開化天皇陵古墳(奈良市データ)

最終更新:
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