兵庫県神戸市西区
前方後円墳
王塚古墳
宮内庁:玉津陵墓参考地
別名:吉田王塚古墳
| 所在地 | 兵庫県神戸市西区 |
| 形状 | 前方後円墳 |
| 墳丘長 | 74 m |
| 築造時期 | 5世紀頃 |
| 指定区分 | 陵墓 |
概要
神戸市西区王塚台に残る前方後円墳。宮内庁の陵墓参考地で、墳丘には立ち入れない。神戸市が紹介する水をたたえた馬蹄形の周濠が外から見られる。
出土品・調査研究
円筒埴輪のほか、家形・盾形・蓋形の形象埴輪(宮内庁書陵部の2000年度調査)。宮内庁は玉津陵墓参考地出土として金環を管理するが、同部は本墳からの出土品とは考えにくく、飛地い号・ろ号のいずれかから出土した可能性を指摘している。
指定・治定と考古学的見解
指定・治定
宮内庁が「玉津陵墓参考地」として管理する。周辺の飛地い号・ろ号も、宮内庁が玉津陵墓参考地の一部として管理する。
治定=宮内庁が陵墓の被葬者を定めて管理すること。文化財の指定とは別の制度です。
考古学的見解
神戸市の解説によると全長74mの前方後円墳で、水をたたえた馬蹄形の周濠がある。宮内庁書陵部の2000年度の調査報告でも、裾が削られて本来の規模は確定できないとしつつ、復元値を全長74m・後円部径44m・前方部前端幅42mとし、後円部・前方部とも3段築成の可能性が高いとする。古墳時代中期の築造とされ、埋葬施設は未確認。宮内庁書陵部はこの地の円筒埴輪と、玉津陵墓参考地出土として管理する金環を公開している。金環の出土位置から本墳の副葬品と断定することはできない。神戸市は欽明天皇皇女・舎人姫王の墓に比定されると紹介するが、被葬者は考古学的に確認されていない。
探索メモ
神戸市の交通案内では、地下鉄「西神中央」駅から神姫バス43系統または92系統を利用。墳丘には立ち入れない。
出典
最終更新:
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