奈良県明日香村
方墳
越塚御門古墳
| 所在地 | 奈良県明日香村 |
| 形状 | 方墳 |
| 推定墳丘一辺 | 約20m(復元仮説) |
| 築造時期 | 7世紀後半 |
| 指定区分 | 国史跡 |
概要
明日香村越、牽牛子塚古墳の足元で見つかった「記紀の記述どおりの場所にあった古墳」。文献と考古学が噛み合う稀有な瞬間を現地で追体験できる。
出土品・調査研究
刳抜式横口式石槨(石英閃緑岩)。漆膜片・鉄製品などが出土。
指定・治定と考古学的見解
指定・治定
国史跡「牽牛子塚古墳・越塚御門古墳」(1923年指定・2014年に本墳を追加し名称変更)。
考古学的見解
墳丘は削平され実測規模は未確定だが、明日香村の研究紀要は一辺約20mの方墳に復元できる可能性を示す。石英閃緑岩の巨石を刳り抜いた横口式石槨(南開口)が2010年に発見された。7世紀後半の築造。奈良県の歴史文化資源データベースは、牽牛子塚古墳
↗の南東側に接して本墳が見つかったことを、斉明天皇と間人皇女の小市岡上陵の前に大田皇女(天智天皇の娘・大津皇子の母)を葬ったとする『日本書紀』天智天皇6年(667)2月条の記述と合致するとし、両古墳が小市岡上陵である蓋然性が高いとする。
探索メモ
牽牛子塚古墳↗と一体整備され、通り抜け自由。石槨は柵越しに見学し、有料・事前予約の特別公開もある。隣の牽牛子塚古墳(2026年世界遺産)と異なり、越塚御門古墳自体は「飛鳥・藤原の宮都」の構成資産(19件)には含まれていない。
出典
最終更新:
誤りや気になる点は、運営(株式会社MICHI)の問い合わせ窓口(contact@michi-collective.com)へお知らせください。
関連する古墳
古墳探索マップを応援する(サポーターについて) →