京都府向日市
円墳
宮内庁治定陵墓
伝高畠陵古墳
宮内庁:高畠陵(藤原乙牟漏)
| 所在地 | 京都府向日市 |
| 形状 | 円墳 |
| 墳丘直径 | 65 m |
| 築造時期 | 4世紀末 |
| 指定区分 | 陵墓 |
| 陵墓指定 | 宮内庁が管理(墳丘は立入り不可) |
概要
向日市寺戸町、桓武天皇の皇后陵に治定された乙訓の大円墳。皇后の眠る地とされた場所に、実は400年前の首長が眠る——長岡京・平安京前史の重なりが興味深い。
出土品・調査研究
葺石。埋葬施設・副葬品は不明(未調査)。
指定・治定と考古学的見解
指定・治定
宮内庁が「高畠陵」として管理し、桓武天皇の皇后・藤原乙牟漏(平城・嵯峨両天皇の母)の陵に治定する。
治定=宮内庁が陵墓の被葬者を定めて管理すること。文化財の指定とは別の制度です。
考古学的見解
現状径約65m・高さ7m(復元径約70m)・2段築成の大型円墳で、葺石をもつ。向日市埋蔵文化財センターは、墳丘の規模・形状・構造から4世紀末葉の古墳と判断し、向日丘陵頂部に大形古墳を築いた政治勢力がこの頃から前方後円墳を築かなくなっても、地域内部で大形墳を築く実力は保持していたと思われるとしている。この年代は、宮内庁が治定する8世紀の皇后・藤原乙牟漏の時代とは合わない。
探索メモ
拝所から参拝できる。阪急「東向日」駅から徒歩圏で、乙訓古墳群↗めぐりに組み込める。
出典
最終更新:
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